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では、未知のウィルスの存在を仮に定義してみよう。
ウィルスとは、一般的にナノメートルのサイズで、生物に感染し増殖、進化する、最小の生物である。
光る石が隕石であったと仮定するならば、その表面、もしくは内部に未知のウィルスが存在したとしても不思議ではない。
事実、火星より飛来した隕石ALH84001には「火星起源の隕石中に発見された磁鉄鉱(結晶化し磁性を帯びた金属)は、
地球上でバクテリアによって形成される結晶に似ている。」と報告している。
とすれば、生物の生態系を変化、その後も維持させるウィルスが存在したとしても全くの見当違いでは無いかもしれない。
そのウィルスが鳥類に進化した生物を更なる大進化に導いたとすれば…。
物語りの中で登場する「光る石」とその内部に存在すると仮定できるウィルスの特徴を挙げてみよう。
○熱湯で煮沸させ続ける事により、形状の変化。内部に存在するウィルス(仮説)を溶解させる。
○ウィルスが気化し、生物への影響を与える。(が、そのウィルスの寿命は気体の中では蒸気の水分が残っている間のみと考えられる。)
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