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では、突然変異の可能性を追求してみる。
ド・フリースが1903年に発表した「突然変異説」やダーウィンの進化論に基づいた総合説を用い考えてみた。
が、鳥類への進化を遂げた生物が、全く別の進化を遂げる「大進化」は考えにくい。では、ウィルスはどうか?
彼等の一族に語り継がれる物語がある。その中で、特筆すべきなのは「光る石」の存在である。
これは、鍋で煮続けると溶解し難病を治療すると言う。
難病を治す石の存在は実例として立証する事は出来ないが、
歴史上においてミイラや恐竜の化石等を砕き薬として珍重されてきた事実もあり、全く無視する事は出来ないだろう。
現代では宝石等の成分から人体に有効な成分も発見されている。
物語の中で少女の為に少年は数日に渡り石を煮続けている。
極度の睡眠不足、熱及び蒸気による皮膚の劣化等は考えうる事ではあるが、そこまでの事実を実証する事はできない。また、眼球の肥大、鼻孔を含む鼻の消失(肥大した皮膚内に埋まる)、耳の消失。唇の肥大化。これらには火傷による変型は適応できるとは考えにくい。
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